Real Estate Purchase

不動産購入の注意点

不動産の購入を検討しているが、初めてで不安

ほんとうに賃料が確保できる?

収益不動産を購入してテナントがつかなかったら、それは大変なことになります。全て現金で購入した場合は管理費や税金などの経費さえ負担すれば、なんとか 維持はできるでしょうが、ローンを利用する場合はそうはいきません。テナントがついていないときでもローンの支払いは待ってくれません。購入時にはローンの支払いを家賃収入でまかなう資金計画を立てるケースが多いので、それが根底から崩れてしまうのは大きな痛手となります。

しかし、これは物件選びによって回避できるリスクです。新築の場合、販売時に想定利回りが提示されます。根拠になっている想定賃料が妥当性のあるものかどうかが問題になってきます。中古の場合も同じく、今の賃料が周辺の賃料と大きくかけ離れた場合は注意が必要です。

賃料相場が周辺の相場と比較して十分に競争力を確保できる設定であれば、想定通りにテナントを確保できるはずです。賃貸ニーズの高いエリアであれば空室リスクは回避できます。テナントの事情で退去することになっても、賃貸ニーズの高いエリアであればテナントの事情で退去することになっても、そんなに期間を置かずに次のテナントを確保できるでしょう。現状からみても東京都心部や人気のエリアでの入居率は高い水準を維持しています。

初めて収益不動産を購入する場合、そうはいっても、やはり空室リスクが怖いという方もいるでしょう。その場合は賃料を保証するサービスを選択すればリスクを限りなくゼロに近づけることができます。賃料保証サービスとは、オーナーが賃貸管理会社に物件を貸して、賃貸管理会社が入居者に転貸するという方法です。もちろん自主管理すればテナントからの賃料はまるまる自分のものになりますが、賃料保証サービスを利用すると手数料が10%としても安定した賃料収入が見込めます。

建物が古く将来の維持管理が不安?

建物が古く、構造から仕様、将来の修繕費用や設備、管理に至るまで不動産を購入する場合不安はつきものです。そのためにも、中古不動産を購入する場合、耐震性や、現在の管理状況、修繕履歴今後の修繕計画の費用等を把握することは必須となります。

充実した管理や将来を見据えた長期修繕計画とそれを裏付ける資金管理ができれば、老朽化の進行を抑え常に同じ顔を維持した、常に高いレベルの居住性を確保していけるはずです。そのためにはしっかりと不動産の目利きができる専門家のアドバイスと、管理会社の選定が必要となります。